ゆかりさんが話した内容そのままです。言い回しだけ整えてあります。
違うと思ったところは、その場で変えてください。
台本どおりでなくて大丈夫です。
今回は、前回つくった20社のリストに、
どう近づいていくかという話をします。初めての会社に、どうやって会いに行くか。
そのまま使える形にして、お渡しします。結論から言います。
電話の前に、手紙を出します。
章:1. どこに声をかけるか
まず、訪問先のリストをどう作るか。
これは、拍子抜けするくらい単純です。
開催する地域を、車で走ってみてください。
そこで目につく会社は、全部リストに入れていい。大きそうな会社だと、飛び込みをしたこともありますけど、
本当は、事前に調べてから行ったほうがいいですね。
章:1. どこに声をかけるか
リストが足りなくなったとき、どう広げるか。
子ども向けのイベントだから、子ども用品の会社。
そう考えると、20社くらいで止まります。でも、来るのは子どもだけじゃないんですよね。
子どももいるし、親もいる。
なんなら、おじいちゃん、おばあちゃんもいる。その人たちに向けた商材を売っている会社も、
リストに入ってきます。裏側には、その先には、というところを気にしながら見ると、
関わりのありそうな企業が、どんどん出てきます。
章:2. どの手段で近づくか
アポの取り方は、電話か、飛び込みか、紹介か。
これは、何でもいいんです。
人によって、本当に
「電話はどうしても嫌なんだ」という人もいれば、
「飛び込みなんて絶対嫌だ」という人もいる。
「紹介をもらえる人脈がないよ」という人もいます。なので、得意なところをやっていけばいいと思っています。
ただ、そのうえで。
私たちがやってきて、いちばん良かった型があります。
章:3. これが、型です
どうしても組みたい相手がいたときの話です。
子どものイベントをやったときに、
幼稚園と関わりたかったんですね。そのときは、幼稚園をリストアップして、
そこにまず、お手紙を送ったんですよ。私たちはこんな活動をしていて、こんなイベントをやります。
それで、ちょっとお話を聞いてほしいです、と。お手紙を送って、すぐには電話しません。
到着しただろうな、読んだだろうな、というくらいの
1週間後とか、10日後ぐらいに電話します。
章:3. これが、型です
そして、電話の一言目です。
「先日お手紙を送らせていただいたんですが、
ご確認いただけましたでしょうか」そうすると、
「あー、なんかあったような気がするわね」
みたいな感じになるんです。初めましての電話なんですけど、
知ってる人からの電話みたいになる。これは、飛び込みでも使えます。
「お手紙送らせていただいてたんですが」と言って、
そのまま飛び込みで行くのも、ありだと思います。
章:4. なぜ、手紙が先なのか
なぜ、手紙が先なのか。
向こうも、電話がかかってくると、一回構えるじゃないですか。
その構えた状態で、わざわざ説明するのって大変なんです。
だから、いかに構えない状態にするか。
そこが大事だと思っています。
章:4. なぜ、手紙が先なのか
お手紙って、別に構えないじゃないですか。
開くときに「こいつは何かを売りつけるんじゃないか」とは
思わないですよね。「何々の案内か」と思いながら見て、
ふーんと思って、ポイっと捨てるだけ。でも、その感じのほうが、目には残るんですよね。
そのあとに電話がかかってくるから。
そういうところは、戦略としてやっていました。——そう考えたら、電話でアポを取ったこと、あんまりないかも。
お手紙のあとの電話しか、ないかもしれないですね。
章:5. 電話の最初の30秒
電話の最初の30秒で何を言うか。
実際のセリフのままで、4つお伝えします。① 手紙を出した相手に
もしもし、初めまして。
私、◯◯というフットサルチームをしているものなんですけれども、
先日お送りさせていただいたお手紙を、ご覧いただけましたでしょうか。② 手紙を出していないとき
こんにちは、お忙しいところ失礼いたします。
私は◯◯会という市民活動団体をしておりまして、
今、地域の皆様に活動のお話を聞いていただきたくて
ご連絡させていただいてるんですけれども、
今、少しだけお時間よろしいでしょうか。③ イベント名で入るとき
こんにちは、◯◯実行委員会というものですけれども、
◯◯市で、今度春にイベントを行う予定をしておりまして、
その内容について、ちょっとお話を聞いていただければと思うんですが、
お時間よろしいでしょうか。④ 取り次ぎを頼むとき
広報担当の方、いらっしゃいますでしょうか。
4つとも、「買ってください」が入っていません。
聞いてもらうことだけを、お願いしています。
章:6. 会えたら、何を聞くか
会えたら、何を聞くか。
初回の訪問で必ず聞くこと。
最初に出てくるのは、これです。社長さんの趣味。
これ、めっちゃ聞いてた気がしますね。
商談の話じゃないんです。
会社のこと、どんな仕事をしているか。
興味を持って聞く。そこが先です。
章:6. 会えたら、何を聞くか
そこから、こちらで広げていきます。
- 社員さん向けに、何か取り組みはされてるんですか
- 地域のお祭りとかに、出てったりするんですか
- 地域の方々と交流とかって、されてますか
それから、下調べをしてあれば、こういう入り方もできます。
- 「◯◯祭りに出展されてるの、見ましたよ」
- 「ご協賛されてるの、見ましたよ」
お店なら、好きなことを言うのもいいです。
「私、ここのお店、結構前から来たことあって」
「◯◯っていうメニューが大好きなんです」ホームページにこう書いてあるの見たんですけど、とか。
そういうところが言えると、
しっかり向こうに入った話ができると思います。
章:7. 金額の話は、初回にしていい
「初回で金額の話をしないのはなぜですか」と聞かれると——
微妙ですね。金額の話、するときもあります。
ざっとしちゃうときもあるんです。
春に行われるイベントなんですけど、
協賛、一口3万円からやっておりまして、
お名前を載せさせていただくんですが、
こちら、ご興味ありませんか?こんな感じで、直球勝負で行っちゃうこともあります。
章:7. 金額の話は、初回にしていい
ただ、メインのスポンサーとか、金額が大きいところになると、
順番を変えます。金額の話というよりは、
「私たちはこういうところを目指していて」という
しっかりしたプレゼンを、先にします。こんなところを目指しています。
一宮に、こんな笑顔が溢れたらいいと思いませんか。そういう話をして、
だから私はこれをやろうと思っていて、
ここに対して応援していただきたいんですが、
という話にしていきます。
章:7. 金額の話は、初回にしていい
なので、初回で金額の話をしないってわけではないです。
しても大丈夫。3万円とか、5万円とか、10万円とかの協賛であれば、
「いいよいいよ」って言ってくださる方も多くいます。これは、実際に多くいます。
なので、「どうかな」みたいな感じで、
聞いてみちゃえばいいと思います。特に、飛び込みのときはですね。
章:8. これを言ったら終わり
NGワード、あるかなあ……。
とにかく、前向きな言葉をよく使うようにしていて。
その、「不」になるようなこと。
社長さんって、結構本当に嫌うので。たとえば、私の会社の愚痴だったりとか、
上司の愚痴みたいなこととかは、出ないような会話の中で、
前向きに、前向きに発言するというか。なんていうんだろうな。
言葉の端々に出てくるものだと思うので、
ワードっていうワードは分からないけど、一緒にいて前向きになれるような、
お相手が前向きになれるような空気感を
作れるようにしています。なのでNGワードで言ったら、
「できない」とか、「不安」とか、そういうマイナスの言葉。逆に、「やりたいんです」「できると思ってます」
「そうなったら楽しいと思いませんか」。ワクワクの言葉を、たくさん投げかけてたんじゃないかなと、
振り返ると思います。
章:9. 服装・持ち物・時間帯
最後に、見た目の話です。
時間帯。
忙しくなさそうな時間を、なるべく狙います。
業種によって全然違うとはいえ、
お昼時とかは案外バタバタしているので、
決裁者の方は会ってくれないかな、と思いますね。服装。
普通に、見た目としておかしくない。
派手すぎず、地味すぎず。めっちゃ派手でもダメだけど、すっごい地味でもダメで、
やっぱりパッと明るい雰囲気。さっきのNGワードの話と似てますけど、
見ていて向こうが明るい気持ちになれるような、
そこはすごい大事だと思うんですよ。ただ、刺激が強いもの。色にしてもそうですし、
スカートの長さとかもそうだし、
気になるような色合いは、避けたほうがいいかなと。持ち物。
手土産を持っていくことも、たまにはあります。
ただ、別になしで、ずっと最初は行ってました。
プレゼン資料と、それが入るカバン。それくらいです。見た目はすごい大事だと思うので、
そこは気を使って、気合い入れて準備していくといいと思います。
今日のまとめです。
ひとつ。訪問先は、車で走って目につく会社を全部。
親、祖父母まで広げる。ふたつ。電話・飛び込み・紹介は、得意なものでいい。
みっつ。手紙 → 1週間〜10日 → 電話。 これが型。
よっつ。理由は「電話は構えさせる、手紙は構えさせない」。
いつつ。初回に聞くのは、社長の趣味・仕事・社員向けの取り組み・地域との関わり。
むっつ。金額は初回に言っていい。 3〜10万なら「いいよ」は実際に多い。
ななつ。NGは「できない」「不安」。ワクワクの言葉を投げる。
やっつ。お昼時を外す。派手すぎず地味すぎず。
最後に、宿題です。
最初に手紙を出す3社の名前と、
その会社が困っていそうなことを書いてください。前回つくった20社のリストから選びます。
「どうしても組みたい」と思う相手を、優先してください。書けたら、テンプレートの手紙をそのまま出してください。
1週間後に電話します。次の回は「提案と、その後」。
提案書は何枚か、「検討します」のあと何日空けるか、
断られたとき何と言って帰るか、の話をします。
尺 枚1〜8で5分、枚9〜14で4分、枚15〜18で3分。合計12分前後。
前回との違い
読むときのお願い
固有名詞 チーム名・団体名は ◯◯ にしてあります。実名を出すか、ぼかすか決めてください。