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お題02

結マルシェの仕組み

スライド12枚 / 目安18〜20分

これは、ゆかりさんに読んでいただくための台本です。
既存の資料(提案書・説明書4種・メリット14・BPC事業計画書)から中村が組みました。
違うところは、直してください。 言い回しも、ゆかりさんの言葉に変えていただいて大丈夫です。

1表紙

今回は、結マルシェの仕組みをお話しします。

お金のこと、人のこと、どういう形で回しているのか。
そこを、ひととおりお伝えします。

これが分かると、自分の地域でやるときに、
何を用意すればいいかが見えてきます。

2まず、結論から

結論から言います。

入場は無料です。
そのかわり、企業さんからお金をいただいて開きます。

この2つが、結マルシェの骨組みです。

入場料を取らない。企業に出してもらう。
シンプルなんですけど、ここに理由があります。

3なぜ、入場料を取らないのか

入場料を取る形も、考えたことはあります。

でも、取らないことにしました。

理由は、来てほしい人が来られなくなるからです。

体験活動にかけられるお金って、
ご家庭によって2.7倍の差があるんですね。
年収300万円未満のご家庭で年間38,000円ほど。
600万円以上だと10万円を超えます。

500円でも、1,000円でも、
「今日はやめておこうか」になる家があります。

その一日だけは、差が消えてほしい。
だから、無料にしています。

4じゃあ、お金はどこから

では、お金はどこから持ってくるのか。

企業さんです。

ただ、「寄付してください」ではありません。
一緒に作ってもらいます。

ここが、ふつうの協賛と違うところです。

お金を出して、名前が載って、終わり。
そうではなくて、準備の段階から入っていただきます。

5関わり方は、4つ

関わっていただく形は、4つあります。

ひとつめ、メインスポンサー。
準備段階から一緒に入っていただきます。
いちばん深い関わり方です。

ふたつめ、スポンサー。
出店して、当日その場で一緒に作ります。

みっつめ、協賛パートナー。
出店はせず、応援という形です。
ただ、準備期間に関わる皆さんへご紹介はしていきます。

よっつめ、責任者。
その地域で、実際にイベントを回す人です。
この講座を終えた方が、ここに入ります。

どの形にも、受け取るものを必ず置いています。
お金だけいただいて終わり、はありません。

6準備の三ヶ月が、いちばん大事

ここが、結マルシェのいちばんの特徴だと思っています。

準備の三ヶ月です。

この間に、企業の社員さんと地域の方が、
5回から6回顔を合わせます。

当日だけ来て、ブースに立って、終わり。
それだと、何も残らないんですよね。

三ヶ月かけて一緒に作ると、
当日が終わったあとも関係が残ります。

売っているのは、イベントの当日ではなくて、
この三ヶ月なんです。

7お金の流れ

お金の流れも、見ておきましょう。

集まった協賛金は、会場設営、印刷、音響、
ケータリング、こういうものに使います。

このお金が、地元の業者さんに落ちます。

外から持ってきて外へ返すのではなくて、
地元企業の手で、地元の経済を動かす。

この形を守っています。

8「来てよかった」は、どこで生まれるか

関わる人によって、「来てよかった」と思う瞬間が違います。

来場した親子は、帰り道です。
「楽しかったね」って言いながら帰る、あの時間。

出店した方は、自分の作ったものが売れた瞬間。
お店を持っていない方なら、なおさらです。

企業の社員さんは、当日より準備期間かもしれません。
地域の人に名前で呼ばれるようになったとき。

主催した側は、終わったあとです。
「来年もやるよね」と言われたとき。

全部ちがうんですけど、ひとつ共通しているのは、
その場で何かを売られていないということです。

9初めて説明するときの順番

この仕組みを初めての方に説明するとき、
順番があります。

最初の一言は、これです。

「入場無料の、子どものためのイベントをやっています」

お金の話から入りません。

そのあと、こう続けます。

1. どんなイベントか(誰が来て、何をするか)
2. なぜやるのか(体験の格差の話)
3. どうやって成り立っているか(企業と一緒に作る)
4. だから、一緒にやりませんか

金額は、いちばん最後です。

10よく返ってくる質問

説明すると、だいたい同じ質問が返ってきます。

「無料で、本当に成り立つんですか」

これがいちばん多いです。
答えは「企業さんに入っていただくので、成り立ちます」。
そのうえで、実際の予算の組み方をお見せします。

「企業は、何がうれしいんですか」

ここは、相手によって答えを変えます。
採用に困っている会社なら、人に会える話。
地域とのつながりを探している会社なら、関係の話。

「何人くらい来るんですか」

正直に答えます。地域と規模によります。
類似の事例ではこれくらい、という言い方をします。
数字を盛らないでください。 あとで困ります。

11この仕組みが、成り立たなくなるとき

最後に、正直な話をします。

この仕組みが成り立たなくなるときが、あります。

ひとつめ。企業が集まらないとき。
これは、規模を小さくすれば開催はできます。
最低いくらで成り立つかを、先に出しておいてください。

ふたつめ。当日に売ろうとしたとき。
企業さんが「その場で売りたい」と言い出すと、
イベントの性格が変わります。
ここは、最初にお伝えしておく必要があります。

みっつめ。関わる人の思いが足りないとき。
「これは自分の仕事につながる」と思えていないと、
そもそも人を呼ばないんです。

仕組みより、ここがいちばん大きいかもしれません。

12まとめ

今日のまとめです。

ひとつ。入場無料。企業と一緒に作る。
この2つが骨組みです。

ふたつ。関わり方は4つ。
どの形にも、受け取るものを置きます。

みっつ。売っているのは、準備の三ヶ月です。

よっつ。説明の順番は、金額が最後。

次の回は「『やりたい』を企画に変える」。
頭の中にあるものを、どうやって形にしていくかの話をします。

中村用のメモ(読まなくて大丈夫です)

収録のときのメモ(中村用)

尺の目安
枚1〜2で2分、枚3〜7で8分、枚8〜11で7分、枚12で1分。合計18分前後。

数字の確認

言い換えてほしくない言葉

ゆかりさんに確認したいところ
1. 枚5の4つの関わり方は、説明書4種から持ってきました。順番と中身は合っていますか
2. 枚8の「来てよかった」の4つは、こちらで想像して書きました。実際の場面に差し替えてください
3. 枚11の「成り立たなくなるとき」は、3つで足りていますか