これは、ゆかりさんに読んでいただくための台本です。
ただし、この回はほとんどが「ゆかりさんの経験」です。
資料から組める部分が少ないので、枠だけを作りました。
中身は、ゆかりさんの実際の言葉に入れ替えてください。収録のときは、台本を読むよりお題に答える形のほうが
いいかもしれません。そのときは、この台本は捨ててください。
今回は、人を巻き込むときの話をします。
イベントは、ひとりではできません。
でも、声をかけると
「わたしには無理です」と返ってくることが、よくあります。そのときに、何と言うか。
そこを、お話しします。
まず、知っておいてほしいことがあります。
「できません」と言う人は、
やりたくないわけではないことが多いです。ほとんどの場合、こうです。
- 失敗したら迷惑をかける、と思っている
- 何をすればいいか分からない
- 自分なんかが、と思っている
やる気がないのではなくて、こわいんです。
だから、やる気を出させようとしても効きません。
こわさを減らすほうが、早いです。
【ゆかりさんの実際の言葉に差し替えてください】
自信がない方に、最初にかける言葉。
ここは、ゆかりさんが実際に使っている言葉を
そのまま言っていただきたいところです。——参考までに、方向だけ書いておきます。
「できるよ」と言うより、
「これだけやってもらえたら助かる」のほうが動きます。大きな期待を渡されると、こわくなります。
小さくて、はっきりした役割のほうが、受け取りやすいです。
【ゆかりさんの実際のセリフに差し替えてください】
ここは、セリフをそのまま言っていただきたいです。
言い方、間、順番。
そこに価値があります。——方向だけ書いておきます。
「無理じゃないよ」と否定しないこと。
否定されると、people はもっと引きます。かわりに、聞きます。
「どのへんが、いちばん不安ですか」
不安の中身が分かると、たいてい
「それならできます」まで分解できます。
人を巻き込むときのコツは、役割の切り方です。
「イベントを一緒にやりませんか」は、大きすぎます。
そうではなくて、
- 「受付を2時間だけ、お願いできませんか」
- 「この日だけ、写真を撮っていただけませんか」
- 「知り合いに1人、声をかけていただけませんか」
これならできる、という大きさまで切ります。
一度やってもらえたら、次は大きくなります。
最初から大きいものを渡すと、断られます。
【ゆかりさんの実際の例に差し替えてください】
人のやる気に火がついた瞬間を見たことがあるか。
何がきっかけだったか。——ひとつ、こちらで把握している例があります。
まつげエクステのお店の方の話です。
出店が決まったところで、終わりにしなかった。
「じゃあ、ボランティアも参加しない?」と、もう一段誘った。そうしたら「自分の息子も関わらせたい」になって、
最後は「一緒に働きたいです」まで行った。分かれ目は、出店が決まった時点で終わりにしなかったことだと思います。
他にも例があれば、そちらを使ってください。
【ゆかりさんの実際の経験に差し替えてください】
逆に、言わないほうがいい言葉。
——協賛営業の回で、こんな話が出ていました。
「できない」「不安」。
マイナスの言葉は、相手に移ります。会社の愚痴、上司の愚痴も同じです。
かわりに、
「やりたいんです」「できると思ってます」
「そうなったら楽しいと思いませんか」。ワクワクの言葉を投げる。
人を誘うときも、同じだと思います。
誘う側が不安そうだと、誰もついてきません。
【ゆかりさんの実際の見方に差し替えてください】
相手のどこを見て「この人はいける」と判断するか。
ここも、ゆかりさんの感覚を聞かせてください。
——参考までに、ひとつだけ。
「できません」と言いながら、
質問してくる人は、だいたいいけます。本当に興味がない人は、質問しません。
「でも、何時から何時までですか」
「子どもを連れて行ってもいいですか」これが出たら、もう半分入っています。
【ゆかりさんの実際の経験に差し替えてください】
ここは、ぜひ入れてほしいところです。
人を巻き込む側も、折れます。
断られ続けたとき。
人が集まらないとき。
「なんでこんなことやってるんだろう」と思ったとき。そのとき、どうやって立て直したか。
この話がいちばん、受講される方の支えになります。
最後に、順番の話をします。
いちばん最初に声をかけるのは、断らない人です。
友達でも、家族でも、いつも行っているお店でもいい。
ひとり目が決まると、ふたり目が誘いやすくなります。
「もう◯◯さんが入ってくれてるんです」と言えるからです。誰もいない状態で誘うのは、いちばん難しいです。
ひとり目を、早く作ってください。
今日のまとめです。
ひとつ。「できません」は、やる気がないのではなく、こわい。
ふたつ。否定せずに、不安の中身を聞く。
みっつ。役割は、これならできる大きさまで切る。
よっつ。ワクワクの言葉を投げる。
いつつ。ひとり目を、早く作る。
次の回から、お金の話に入ります。
「協賛は『もらう』ではなく『渡す』」。
ここが、この講座の核です。
この回は、台本を読むより「お題に答える」ほうがいいかもしれません。
理由:11枚のうち、6枚がゆかりさんの経験です(枚3・4・6・7・8・9)。
資料から組める部分がほとんどありません。
2つのやり方
| A | この台本を下敷きに、実話の部分だけ差し替えて読む |
|---|---|
| B | お題シートの6問に、いつもどおり答える。そのあと中村が組み直す |
Bのほうが、ゆかりさんらしい回になると思います。
他の回と違って、ここは「型」ではなく「人柄」が中身なので。
こちらで補えた部分
ゆかりさんに必ず入れてほしいところ